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幅木(はばき)

 幅木は、巾木とも書かれ、床と壁の継ぎ目で壁の最下部に取り付ける細長い横板のことを指します。昔ゼネコンに入社したての頃、建築の人に聞いてはじめて知ったのですが、幅木はよく見ればそこら中にありました。それまであまり認識していませんでしたが、床板と壁板のスキマ隠し、掃除の時の壁面保護、汚れ対策など、きちんとした使用目的がありました。最近ではお掃除ロボットの壁衝突防止もあるでしょう。

 さて、この意外と優れものの幅木、最初に考えたのはどこの誰なのかなどいろいろ知りたくなり、Wikipediaで「幅木」と検索しましたがヒットしませんでした。ですが、幅木は英語でbaseboardやskirting boardなどと言われるようで、baseboardという言葉がWikipediaで解説されていました。それによると幅木は木製が一般的のようですが、耐久性等に優れるプラスチック製もあるとのこと。装飾を伴ったものもあり、その意味では幅木も芸術品となり得ます。また、幅木は国によっていろいろなタイプのものがあり、例えば中国では幅木の高さはとても低く、プラスチックや再生木材が使われ、とても単純、または特徴のないデザインをしている場合が一般的のようです。逆に、イギリスでは、数多くの特徴的なデザインのものがあり、これらのデザインは普及後にVictorianやEdwardianなどといったように名前が付けられることがあるようです。

 幅木は日本だけの文化ではなく、世界中で使われていて、いつ発明されたのかを探るのは大変そうなこと、また材質は木製に限らず高さもまちまちで国によってはいろいろなデザインがあることもわかりました。今回は日本語だけでなく英語のWikipediaも検索することでいろいろわかりました。
(写真:友 文章:証)