ユーザー訪問

GTS

株式会社ノム様

midas GTS を3次元解析に活用

株式会社ノムは、ゼネコンの技術研究所に所属していた地盤工学の研究者の方が中心となって設立したコンサルタントです。
研究所と現場で行ってきた研究開発、現場支援及び施工管理の経験を生かし、研究開発のコンサルティング、施工段階まで十分考慮した設計提案、斬新な工法提案によるコストダウンなどに対応できるユニークな技術を持つコンサルタントです。その重要な武器となるのが、数値解析の技術です。大河内社長、松本様にお話をうかがいました。

左から大河内社長、松本様

杭基礎の水平載荷問題へ適用

杭基礎の水平載荷問題

数十年以上に亘って、数値解析を現場の問題解決や研究開発に活用してきました。
その間、いろいろなソフトウェアを使いこなしてきましたので、新しくより良いソフトウェアを導入することは得意ですし、積極的です。
そういう経験を踏まえ、業務の目的、要求される精度、納期などに応じてお客様に満足していただけるよう、数値モデルを考えます。そのモデルに応じて、ソフトウェアを使い分けて行くようにしています。

midas GTSは主に3次元解析が必要な場合に使用しています。これには、 midas GTS の優れた形状作成やメッシュ分割機能、処理速度が役立っています。例えば、杭基礎の水平載荷問題の検討があったのですが、これは、杭と地盤のインタラクションに注目したものであったため、杭も含めてソリッドでモデル化した3次元解析でなければ妥当な結果は得られません。

モデル化では杭とその周辺の地盤やフーチングの部分はフリーメッシュを使用することで、データ作成時間が大きく節約できました。
解析結果も満足のいくものでした。

その他、地盤改良の三次元的配置の効果や補強土の効果など、種々の問題に活用しています。今後は、例えば修正Cam-Clayなどの構成モデルについても併せて活用していきたいと考えています。

グラフ作成機能の充実を

希望としては、任意の節点や要素をクリックするだけで、簡単に変位や応力の経時変化グラフが出てくる機能があると便利です。データ抽出などの手順を踏んでいけばできるのですが、グラフを見てメッシュの精度や境界条件、物性値などを判断し、不適切ならデータ修正を行うので、できるだけ簡単な操作でできることが望ましいのです。次のバージョンでは期待します。

ホームページ: 株式会社ノム様 » http://www.aa.alpha-net.ne.jp/nomconom/top.htm

大河内社長、松本様、大変お忙しい中ありがとうございました。株式会社ノム様はこれまでmidas GTSを様々な検討に利用されてきました。今後も更なるご活用をいただければ幸いに存じます。

(クレアテック:馬場 2011.4.13)