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ベニシジミ&キタテハ

夏本番。猛暑が続いています。

野山にはチョウが飛び回っていますが、その中でも数の多い2種類を取り上げます。
加えてチョウは発生する季節により色や模様が変わりますが、この2種はかなりの変身をするためそれについてもご紹介いたします。
鳥でもライチョウのように季節により翅の色が変わる種類がありますが、これは同一個体の変化でチョウの場合は世代が変わって変化します。

最初はベニシジミ。
これは春型と夏型があって、上が春型です。一目瞭然で春型の方が朱色が鮮やかです。
現在見られる夏型はどす黒くくすんだようで、美人度(?)はかなり低くなります。
割と目立ちたがり屋というのか、翅を広げたポーズをとっていることが多く、カメラが迫ってもあまり逃げないため、撮影が楽なチョウです。

ベニシジミ春型

ベニシジミ春型

ベニシジミ夏型

ベニシジミ夏型

同じく今を盛りに飛び回っているのがキタテハ。これは成虫で越冬するため春型は無く、夏型と秋型があります。
キタテハは翅の裏面の変化が大きく、上が夏型、下が秋型です。
個人的好みを言うと秋型の方が格調高く感じます。
チャラチャラした若造がシックな出で立ちの紳士に変身とでもいいましょうか。

この季節変化の要因は漠然と気温と思われていましたが、研究の結果日照時間であることがわかりました。
ですから人工的に夏に秋型を作り出すことも簡単にできるそうです。

キタテハ夏型

キタテハ夏型

キタテハ秋型

キタテハ秋型

(K.B)