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シンギュラリティ(Singularity)

1707 シンギュラリティ(Singularity)とは、Wikipediaによれば人工知能(AI)が人間の能力を超えることで起こる出来事と説明され、(人類の科学技術の進展が生物学的限界を超えて加速する)技術的特異点として知られます。先日、建設関連のあるセミナーに参加した際、プレゼンターが講演の中で「Singularityという言葉を知っていますか?知っている方は手を挙げていただけますか?」とおっしゃいました。会場には70人くらいの聴講者がいらしたのですが挙手されたのは2人だけでした。結構皆さんご存知かと思っていましたので、この結果に驚きました。プレゼンターは、2人の方に対してすごいですね~っとおっしゃっていましたが、予想外の少なさに内心驚いていたかもしれません。
 そのSingularityがいつ訪れるのかということについては、2045年という説、またもっと早いという説など、諸説あります。個人的には近い将来、もしくは既に過ぎているかもしれないと考えています。AIはコンピュータと密接にかかわっていますが、新しいタイプの量子コンピュータの開発スピードは予想を上回り、量子コンピュータ発展の各ステージにおけるSingularity予想は現時点での想定をはるかに超える可能性があります。また、一般人に共有されない機密情報の中には最先端科学技術も含まれているかも知れず、そういったことも考慮すると技術的には既にその時を迎えているかもしれないと考えられなくもありません。
 そもそも何をもってSingularityとするかについては厳密な定義は難しいと思います。ただ、昨今、コンピュータと人間の囲碁や将棋対決ではコンピュータが優勢になってきており、この点からすればもう既にまたは間もなくという見方ができるように思います。土木関係の仕事はいろいろありますが、平均的に見れば他の職業と比べてAIにとって変わられ難いと言われます。AIに仕事をとられてしまうと考えるのではなく、人がAIをうまく使いこなして次のステージに上がり、その中で笑って良い仕事ができればいいなと思います。
(証)