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公衆電話ボックス

1802 公衆電話ボックスは100年以上前の1900年に初めて京橋際に建てられ、今とは違って六角錐形で白塗りの建物だったようです。公衆電話ボックスは、30年くらい前にはたくさんあってよく利用していましたが、携帯電話の普及した最近ではほとんど見かけなくなりました。

 例えば子供のころは帰宅が夜遅くなりそうなときは家に連絡を入れたり、青年のころは家で電話しにくい恋人との会話だったり、利用目的はさまざまだったのではないでしょうか。急ぎで電話する必要があるのに先客がいたときは困りましたね。忍耐強く電話ボックスの前で待ったり、家の近くの電話ボックスであれば空くのを何度もチェックしに行ったり、また長くなりそうなときは別の電話ボックスを探したり、シチュエーションもさまざまだったかと思います。思い起こせば昔、突然強い通り雨が降ってきたとき、電話ボックスに飛び込んで少しだけ雨宿りさせてもらったこともありました。その頃、備え付けの電話帳はあまり使わなかったと思いますが、知人の電話番号が書いてある手帳は重要でした。また、テレフォンカードが出てきたときは10円玉を電話が途切れないように連続して入れなくて済みとても便利になりました。

 いま公衆電話ボックスを見かけるとどちらかと言えば良い印象でなつかしい感じがします。昔はたくさんありましたし、何とも思わなかったのですが。数年前小田原に行ったとき瓦屋根をつけた電話ボックスを発見して思わず写真をとってしまいました。ところで、もしいま街で何か一大事が起きて携帯電話を持っていなかったとしたら公衆電話を探すでしょうか?緊急だったら近くの人に電話してもらったり、借りようとするかもしれません。緊急時に公衆電話を使うには所在マップを抑えておくといいかもしれませんが、とっさのときには通りがかりの人の持っている携帯電話をあてにしたくなると思います。昔と比べればスマートフォンの便利さは驚異的です。今後数十年でどこまで便利になっていくのか楽しみです。
(証)